日本の離婚率

日本の離婚率は1980年代に急激に増加し始め、1990年代初頭には一旦落ち着きを見せたものの、90年代は毎年のように離婚率が増加していました。2000年代に入ってからも離婚率は増加傾向にありますが、急激な変化はあまり見られなくなっています。

こうして見ると日本の離婚率は非常に高いと思われがちですが、世界全体の離婚率と比較してみるとそれほど高い離婚率ではありません。前記のように現在では急激な変化は見られなくなってきていますので、80年代や90年代に比べて離婚率は安定していると言えます。

このような離婚率の結果から、現在の日本の離婚はどのような傾向が見られているのでしょうか?まず、離婚をする原因や理由といったところでは、やはり「性格の不一致」がダントツとなっています。性格の不一致は、離婚の主な理由の中でも最も多いとされている原因です。離婚率から換算しても、最も多い確率を占めている原因ですね。

また、離婚の原因の他に参考となるものとしては、慰謝料の支払いや財産分与についての割合があります。慰謝料や財産分与は、離婚によって今後に大きく関わってくる金銭問題の一つですが、実は慰謝料の支払いや財産分与が行われている離婚のケースは全体のおよそ60%とされています。すべての離婚経験者が慰謝料を支払ったり支払われているわけではなく、場合によっては慰謝料がゼロということも現実にあります。

離婚と言えば慰謝料の請求、と思われる方々も非常に多いので一言注意しておきますが、離婚の内容によっては慰謝料を請求できない場合も大いにあります。ですので、慰謝料の支払いを行われているのは全体の60%という結果は決しておかしなものではないのです。慰謝料と同様に、財産分与についてもすべての離婚で財産分与が行われるわけではないということもよく理解しておきましょう。

また、以上のような離婚率や離婚に関係する金銭面の割合については、時代背景や景気の変動なども大きく関わっていると言われ、離婚は夫婦間のみの問題ではなく社会全体の問題としても捉えられています。

とは言えども、やはり夫婦の関係性が一番大きなものです。もし離婚を考えるようになったら、ぜひ一度弁護士や離婚カウンセラーなどに相談してみてください。


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